資産寿命を伸ばそうという体のいい言い方で「金融庁」が年金はやばいですーということを発表。
想定されていたこととはいえ「金融庁」があらためて公表すると現実味を帯びてくる。
政府は年金支給額の維持が難しくなり、会社は退職金額を維持することが難しい。老後の生活費について、「かつてのモデルは成り立たなくなってきている」
人生100年時代の蓄えは? 年代別心構え、国が指針案
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190523-00000005-asahi-bus_all
要約ポイント
- 「金融庁」が後を暮らせる蓄えにあたる「資産寿命」をどう延ばすかについての指針案をまとめた
- 実際には年金の敗北と受け取る人が多く、SNSで話題になっている
- 極論だが、年金以外の資産として、「つみたてNISA」投資、個人型の確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」を推奨している
年金あてにするとガチヤバイ
日本年金機構の「ガチヤバイ!? リアルガチでやばいかも!?」という他人事の煽りツイートを主とする企画(企画意図は別のところにあったが)で炎上したのもつい3月のこと。
「金融庁」が後を暮らせる蓄えにあたる「資産寿命」をどう延ばすかについての指針案をまとめた今回の話も、実際には年金の敗北と受け取る人が多く、SNSで話題になっている。
記憶に新しいが、今回の金融庁のはガチヤバイ話になりそうだ。
つみたてNISA
「つみたてNISA口座数と普及に向けた取組みについて」というデータによると。
NISA・ジュニアNISA口座の利用状況調査データとしてトータル1246万口座を越えている。
つみたてNISA口座数及び買付額の推移
つみたてNISA口座数及び買付額の推移も口座数が右肩上がりになっており、より注目されているのがわかる。
年代別の増加率をみてみると、やはり年金受給が先延ばしに成るだろうと予想した50代の伸びと、若いうちから資産形成をしようとする20代のアンテナ感度の高いひとたちが多そうだ。
20代はとくにインターネットでより堅実な情報に正確にアクセスするリテラシーを高めるのに慣れていて、お金のリテラシーも簡単に学ぶ姿勢をつくるだろう。
まとめ
- 「金融庁」が後を暮らせる蓄えにあたる「資産寿命」をどう延ばすかについての指針案をまとめた
- 実際には年金の敗北と受け取る人が多く、SNSで話題になっている
- 極論だが、年金以外の資産として、「つみたてNISA」投資、個人型の確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」を推奨している