妊娠していることがわかったら、早めにお住まいの地域(市区町村)の「保健センター」に妊娠の届け出を行う必要があります。
今後、こどもを生むまでのさまざまな手続きに必要な「母子健康手帳」や、地方自治体が行っているママをサポートする福祉事業の案内などを聞くことができます。
母子健康手帳って?
法律にある母子健康法で決められている、市町村がくれる(交付する)妊娠から子育て全般に関わった情報が詰められた手帳のことです。
最近はてきとうなことを書いてあるホームページも多いので、いのちにかかわるような問題を考えるときにはキチンと国が編集(厚生労働省)している母子健康手帳の情報を第一に考えるようにしましょう。
母子健康手帳の内容と用途
内容は妊娠初期に必要なことや妊婦の健康状況、子育てに関わるアドバイス、法律や助成・・・などなど、生まれてくる赤ちゃんにも、あなたにも必要な情報がぎっしりつまっています。
また、赤ちゃんを産む病院を決めるときや、健康保険センターでなにかしら説明を受けたりする際に必要になる事が多いので、必ず最初に手に入れておきましょう。
妊婦ライフのはじまりの一歩といっても過言ではないです。
母子健康手帳の交付の方法を調べる
まず、住んでいる街の名前で、検索エンジンで検索しましょう。
ほぼイチバン上に、街のホームページ(ウェブサイト)がでてきます。たとえば札幌市だったら札幌市のホームページ、桶川市だったら桶川市のホームページ、横浜市だったら横浜市のホームページ、というふうにです。
市や町のホームページに入ったら、必ず「妊娠したとき」の項目があります。
「妊娠」「育児」「出産」表記はその町によって変わりますが、妊娠したときのコンテンツが存在しない町は、ありません。
自治体HPでの確認例
例として適当に桶川市、札幌市、横浜市を並べました。
赤枠で示してるのが「妊娠」「育児」「出産」系のリンクです。
桶川市のホームページから子育て欄をみつける
桶川市だと、ライフメニューっていうメニューに育児や入園入学など、子供の成長にあわせた細かいメニューを作っているようですね。
とても子育て・育児に力を入れているイメージです。
札幌市のホームページから子育て欄を見つける
札幌市も中央にあるリンクの左上のいちばん目につくところや、上部のグローバルメニュー(横長の大きいメニュー)に子育て系のリンクがあります。
札幌市は男性より女性のほうが人口が多く、女性の生活支援に力を入れています。
ちなみに札幌市の母子健康手帳はどの町よりも大きいです。
無くす人が多かったんでしょうかね・・・w
横浜市のホームページから妊娠・出産欄を見つける
次は横浜市です。こちらも妊娠・出産のリンクがピンクで表示されていますね。
スマートフォンで見たとき
最近はPCよりもスマートフォンでインターネットを見る人が多くなっているので、スマホで閲覧しやすくなっている所も多いです。必要な情報を見やすいようにしてくれているとうれしいですよね。
にスマホで入るとこんな感じになっています。
「子育て・教育」という文字がすぐに目につくので見落とさないですね。
母子健康手帳のアプリ
この母子健康手帳は、最近国の作成したスマートフォン用アプリもあるみたいです。
なんでもデジタル化していきますね。
スマホはほぼ毎日手元においてあるものなので、実際に使えればすごい活用できそうなんですが、アプリのページを見てみると、ちょっとたくさんのママからのシビアなコメントがついていました。
なかなかまだ実用的ではなさそうですね。
母子健康手帳が必要なときに、スマホの電源が切れていたりっていうのも想定されると、なんでも情報がスマホに入っている状況は少し怖くもあります。
なにかの理由で意識がなくなってしまったときに、第三者が持ち物を調べた時、モノとして母子健康手帳がないと妊娠しているかどうかもわからないかもしれないというのも怖いですよね。スマホだとパスコードがかかるので、アプリを見ることもできません。
なのでアプリは確かに便利ですが、少し想像するだけでこんなに怖い点がありますので絶対に(使うなとは言ってないけど)モノとして母子健康手帳を持ち歩くようにしましょう。
母子健康手帳 副読本
「赤ちゃん&子育てインフォ」という公益財団法人からもスマートフォンのアプリをだしています。
その名も「母子健康手帳副読本~妊娠、出産、育児に必携!母子手帳の副読本」というおものです。
ウェブ上の情報はかなり本当かどうか怪しいからすべて信じないで、こういう副読本の情報を参考にすることもできますね。
まとめとインターネットの情報の話
インターネットの情報は、たとえば赤ちゃんのためのものを買うときなどは、実際に買った人などのはなしなどかなり参考になっていいんですが。。。
情報を参考にするときに、誰が発信している情報なのか、という点は今後気をつけていきましょう。
なにしろ、あなただけの問題じゃなくて、あなたの赤ちゃんの問題でもあるんですから。