いろいろビヨンド(越えた)副業を「ビヨンド副業」として話題になっていますね。今までの常識がどんどん覆されていく時代になっているのを強く感じます。
大手航空ANAがコロナの減収から副業を解禁しまた注目を集めるダブルワークや、平日は都内で勤務して週末は地方で過ごすダブル拠点持ちの働き方を「ビヨンド副業」と呼ばれるようになっているようです。
特にテレワーク、在宅勤務の傾向からオンラインにつながる環境さえあれば同様の仕事ができる人は、都内に縛られずに地方に移住したりとこの2020年は大きな変革が起こりました。
要約ポイント
[st-wide-background myclass="" backgroud_image="" bgcolor="#fafafa" align="" add_style=""]- いろいろ飛び越えていく副業や働き方の概念ビヨンド副業・ビヨンドワークスタイル
- 大手の優秀な人材が地方で活躍することで可能性が高まるが、逆に地方の現地の人の活躍する場を奪う形にもなっていく
- 大手の副業も地方の本業も同じ土俵ではライバル!戦国時代が静かに始まっている
何が起こっているのか
- 三密を避けた働き方、在宅ワーク、テレワーク・ワーケーションなど新しい働き方の認知度があがった
- コロナで減収やボーナスカットをした会社が副業解禁する流れ(約50%の会社)
- 都内に在住する必要がなくなり地方転出するか、週末には地方拠点にするひとが増えた
新しいワークスタイル在宅ワーク、テレワーク・ワーケーション・副業解禁・オンラインなんとか
新しいワークスタイルとして、流れとしてあった「働き方の変革」が加速することになった2020年。まさにこのキーワードが表しています。おそらく2020年の流行語にも「働き方の変化」についてのワードはランクインするでしょう。
- 在宅ワーク・テレワーク:自宅勤務で自宅で働くこと。自分の作業環境で仕事ができることがメリット。
- ワーケーション:場所にとらわれずバケーション(休暇)とワークを組み合わせたスタイルで、働きながら休暇をとる過ごし方
- レンタルオフィススペース増加:大手が副業解禁の流れ、テレワーク、リモートワークの流れから需要が拡大。コロナで自宅の家族とのトラブルを避けて働く場所を求める人もここへ。
- 副業解禁:大手の副業の解禁により今まで副業をしていた人にとってはものすごいライバルが増加する可能性。
- オンラインナントカ:三密回避の流れからレクチャーするタイプのものやセミナー、面接などオンラインツールを利用したサービスに置き換わるのが流行。以前から流れはあったが、人に会うのが避けられるようになると加速することに。
大手もボーナスカットを余儀なされ・副業解禁という逃げ道を開く
2020年7月に話題になったのが、副業で働きたい人をヤフーが募集をかけたことでした。企業にとっては優秀な人材を必要な時間分確保できるメリットが大きいので、獲得競争に発展すると考えられます。
同時にスキルアップしないと稼ぎ続けられないため、成長できる人のみ生き残っていく傾向に拍車がかかるかたちになりますね。
オリエンタルランドやJTBが冬のボーナスカットをする話はとても話題になりました。医療関係者もコロナによるボーナスカットがあったことが話題になっています。
ANAも2020年10月に報じられたものでは社員の副業範囲を大幅に広げる方針を固めたという話がありました。
「会社がしんどいから自衛で稼げる人は稼いでしのいで」という意味にも聞こえてしまいます。
ですがたとえば稼げる人にとってはまたとないチャンス。
就活サイトとしてリクルートの次に大手のマイナビの調査では、副業や兼業をすることを認めている企業はなんと「49.6%」だったとのこと。(2020年10月の記事)
社員のモチベーションUPやスキルアップの機会にもなるので、とてもこの傾向は歓迎されています。
場所・時間の壁を越えられる(ビヨンドできる)
働き方が昭和のままだった日本が、コロナのせい(おかげ?)で急激に、なかば強制的にデジタル化・進化・変化を余儀なくされていくなか、働く場所や時間の概念もいわゆる「令和式」に変わりつつあります。
三密回避のための通勤時間をずらすことがあったり、もちろんリモートワークで自宅で働くことも「場所」にとらわれない働き方です。
ワーケーションや月イチ出張にみられるような複数拠点の働き方・生活スタイルもSNSで拡散されまたそれを参考に広がっています。
オンラインでヨガやダイエットなどのレクチャーを受けたり、ウェビナー(セミナーのオンライン版)がZOOMで開催されることが一般化して誰でもプロの講義が聞けるようになったりと、日本全体のデジタルリテラシーがいろいろと向上した1年にもなったでしょう。
特に観光業界など観光に携わっているとやらないと人が来ない・やっても人が来ないという逆境のなかでYoutubeチャンネル開設やZOOMによるオンライン接客などに積極的になっている会社が話題になって、結果集客につながっていたりする状況があります。
新しいものを取り入れることへのストレスや抵抗感は、2020年以降、デメリットでしかなくなっていくのかもしれません。
副業元年?2021年
となると起こるのが大手に勤務しながら副業も行うスーパーパーソンが、地方で本業としてやっているひとたちの仕事を奪っていく構図ですね。
副業だろうが本業だろうがお客さんにとっては「同じ土俵」の比較対象にしかなりません。
簡単に始められるような仕事こそ、仕事を奪い合っていく戦国時代が静かに始まっていくかたちになります。
特に2021年は副業元年と呼ばれてますが誰が言い出したか、毎年副業元年と呼ばれてる気もします。
まとめ
- いろいろ飛び越えていく副業や働き方の概念ビヨンド副業・ビヨンドワークスタイル
- 大手の優秀な人材が地方で活躍することで可能性が高まるが、逆に地方の現地の人の活躍する場を奪う形にもなっていく
- 大手の副業も地方の本業も同じ土俵ではライバル!戦国時代が静かに始まっている